歯の病気🦷
皆様は歯周病ってどんなものかご存じですか❓
名前は聞いたことあるけど、詳しく知らないという方が多いと思います。
今回はその歯周病について、お話したいと思います❗
◼どうして症状が起こるの❓
歯周病とは、歯と歯茎の間に繁殖する細菌に感染し、歯の周りに炎症がおこる病気です。
炎症が歯茎に限定されているときは歯肉炎、それ以上に進行すると歯周炎(歯槽膿漏)と呼ばれます。
はじめはほぼ自覚症状がないまま進行し、歯周炎になると歯が抜け落ちたりするばかりではなく、全身に影響が及ぶことがあります。
✅歯と歯茎のしくみ=歯茎は歯を守る大切な組織
歯は、歯冠と呼ばれる外から見える部分と、歯茎(歯肉)の内部に隠れる歯根部で構成されています。
歯冠の表面はエナメル質という固い組織に守られています。
歯根部は象牙質やセメント質からなり、内部は歯髄と呼ばれ、神経や血管が入り込み象牙質に栄養を供給する役目を担っています。
歯の周りを取り囲む粘膜が歯茎です。
歯茎の中には歯槽骨と呼ばれる骨があり歯を支えています。
さらに歯と歯茎の境目には、歯根膜という膜がありクッションの役割を果たしています。
健康な歯茎は、歯との間に隙間がほとんどなく、内部に細菌が入り込むのを防いでいます。
✅歯周病を引き起こす原因=細菌の集まり「歯垢」
歯が十分に磨けていないと、歯垢(プラーク)という細菌の集まりが歯と歯茎の間の溝にたまります。
歯周病はこの細菌が繁殖することで起こります。
歯茎が赤くブヨブヨとした感じになったり、出血しやすくなるのは、細菌による毒素によって炎症を起こしているからです。
歯垢を放っておくとやがて石灰化し歯石へと変化します。
歯石は歯磨きなどでは取り除けないため、歯科医で取ってもらわなければなりません。
歯垢や歯石をためていると歯と歯茎の歯の溝(歯周ポケット)が深くなり、さらに歯垢がたまりやすくなって、歯周病を進行させる要因になります。
歯肉炎から歯周炎へと移行すると膿が出て口臭の原因になる、歯槽骨が溶け支えられなくなった歯が抜け落ちてしまうなどの症状が進みます。
ストレスや喫煙などの生活習慣や、糖尿病などの病気によって免疫機能が落ちていると、病気は進行しやすくなります。
◼人の約8割がかかっている歯周病
歯周病は子供から大人まで多くの人がかかっています。
中年期以降は、加齢により歯茎がやせてくる、免疫力が低下するなど歯周病にかかりやすくなる要因が加わるため特に注意が必要です。
✅歯周病で怖いのは、全身に影響が及ぶ可能性があること
歯周病は口の中だけの病気と軽く考えてはいけません。
炎症が続いていると、歯周細菌や菌の出す毒素が血流に乗って心臓に運ばれたり、肺に入ったりして、全身疾患を引き起こす恐れがあることがわかってきました。
初期のうちは痛みなどの自覚症状が出ないため気づきにくい病気ですが、常に歯と歯茎の状態に着目し、赤くなっている、歯を磨くと出血するなどのサインを見逃さないようにし、出来るだけ軽いうちに治すことが大切です。
◼歯周病が影響を及ぼすといわれている主な疾患
▫糖尿病
▫冠動脈心疾患
▫誤嚥性肺炎
▫早期低体重児出産
歯垢(プラーク)や歯石について、以前のブログでお話しましたがその歯垢や歯石を放置しているとやがて歯周病になってしまいます😱
また、歯周病になってしまうと歯だけではなく体にも影響を及ぼしてしまいます💦
女性だと妊娠時、赤ちゃんに影響が出る可能性もあります😨
当サロンで行うホワイトニングは歯垢除去や口臭の予防、そして今お話した歯周病の原因になる細菌の抑制にも効果的です❗
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